2017年8月6日日曜日

秘密を沢山持つこと


 大昔に友人が言っていたんだが、友人の家では

「家族間の秘密はタブー」ってことで

トランプの七並べも手持ち札を開示してのゲームだったんだそうだ。
 
 


その話を聞いたとき、私はまだ10代後半か、20代前半で

爆笑しながら「それのどこがおもろいねん!?」とその子に

突っ込んでいたのだが、その話が何となく頭の隅に残っている。

 

わが子が成長するに従い、わが子には多分、親には知られたくない

「秘密」が出来てきて、それを追及すると言い逃れに終始するか

 

すぐにバレる嘘でかわそうとする態度がありありになっていた。

 

もちろん、私はめっちゃキレて怒るんであるが

 

娘が高3あたりになった頃だろうか、母友たちと話していて

 

「そろそろ、娘(息子も)を信じることにシフトを変えよう」

 

ってことになった。

 

※不思議なことに息子の仲良しには妹がいる子が多く

逆に娘の仲良しには兄または弟がいる子が多かったので

必然的に、母友には男の子、女の子の両方を持っている人が

多かったのだ。

 

もう十分、口を出してきたし、首も突っ込んだし

威嚇もしてきたし、母が何を考えていて

 

それが世間体、見栄、自慢、不満、あらゆる負の成分で

成り立っているとしても、それをも含めて

見破っている

 

しかも、それもある意味、生きる知恵としては

否定できないってことも敵はわかっているって

話になったんだよな。

 

その時に私は「手持ち札開示の七並べ」の話を思い出して

 

「秘密」を持つこと、特に親子間での「秘密」は

必要悪、自立のために、なくてはならないって結論を出した。

 

秘密なしの「七並べ」を続けていても「ゲーム」は

面白くないからだ。

 

もし子どもたちが「バイバーイ」って家を出る時には

少なくとも邪魔はしないようにしようと思っていたが

 

意外とその日は早く来て「秘密」どころか

生存確認をするだけで精一杯という有様になる。

 

色んな人たちから、息子はともかく、娘に対して

 

「(大学に)通える距離なのに、よくひとり暮らし

させたね? 心配じゃないの?」と言われた。

 

私が「秘密を一杯持って欲しくて(笑)」と答えると

 

その人たちは「まともな母親の神経ではない!」と

真面目に忠告を入れてくれたが

 

やっぱり、私は今でも、特に親に「秘密を沢山持つこと」は

良いことだと思っている。

 

「秘密のカード」の何枚かはどうしても親に開示しないと

いけない時が来る。

 

その時に子どもの決断を無条件で「OK」と言える、または

 

言えないまでも「応援」が出来る親であり続けられると

いいなぁって自分自身に祈っている。

 

これは夫婦関係でも同じで、お互いに考えていることを

分かり合うことは不可能だから、

 

一から百までの一挙手一投足を知ることではなくて

 

何らかの相談ないし、結論が出た時には、それで

 

「オールOK!」ってお互いに言えるような関係性で

あるように、これまでもそうだったように、これから先も

そうだといいなぁと思う。

 

やっぱ、七並べの手持ち札は自分だけが見るものだと

いう考えは捨てられない。

 

 

 

 

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