2016年11月22日火曜日

おかげさまで退院したんですが、ボケやがりまして・・・


 老母(84歳)のことをご心配してくださる皆様、ありがとうございます。

おかげさまで昨日、3週間ぶりに外に出られました(つまり退院)。
 



退院日は施設と病院とアテクシの3者の都合の良い日ということ

だったんですが、土日にしようと目論むアテクシ(ダンナも手伝わせる

ことができるから)の要求は施設の「土日はスタッフが少ないので却下」
 
いうことであえなく破談。

 

昨日の月曜を待っての退院になったんですが

アテクシ、鬼の霍乱でびっくり、39度を突破する風邪引き女に

なったとです。

 

なんかこういう運命なのかなぁって諦観の心境になったり

するんですが、こういう時に限って、きょうだいは二人とも

海外なわけですよ。

 

助けを呼ぼうにもどうにもならない。

(兄は海外に行く前にアテクシに一言「お疲れ!」って

スタンプを送ってきやがりましたから、あやうく怒りの炎で

スマホを叩きつけるところでした)

 

病院はいつまでも留め置いてくれないし

施設には既に連絡済みだし、何より、病院に置いているだけで

婆のボケが加速度的にひどくなって、とりあえず一刻も早く

施設に戻そうとそれしか考えてなかったわけです。

 

退院の手続きやら、支払いやら、服薬の指示やら、薬もらうやら

次回の予約やらの事務作業も沢山あるんですが

 

とにかく、引越作業をせねばならないので、荷物をまとめ

婆を着替えさせ、車椅子に移乗させ、その前に施設に車椅子やら

着替えやらを取りに行き(婆は救急車で来たので、パジャマで入院したので)

 

荷物を持って、婆を持って、病院入口に出て、それから

少し離れた駐車場に車を取りに行き、婆を車椅子から再び車に移乗させる。

 

あ、でも婆をひとりで病院エントランスには置いてはおけない。

でも、大量の荷物と婆と車椅子を持っては動けない。

 

その前にアテクシは39度を突破している。

こんな体で運転できるんかいな!?

 

事故率高しというあらぬ疑いをかけられているプリちゃんですが

こういうアテクシがその事故率をひとつ上げてしまうのでは?という

恐怖はありましたが、ウチのプリちゃんと相談し

彼が「YOU、乗っちゃいなよ」ってゆーもんですから(殴)

行きましたわ。

 

皆さま、自分がピンチのときは「騒ぐが良し」です。

 

アテクシ、施設に「支払いには行くけど、朦朧としているから

婆を運べない!!運んでくれーーー!!」と懇願しましたの。

 

施設は意外とホイホイとナースを連れて(つまり二人で)来てくれて

婆を連れ帰ってくれました。

 

しかもですね、病棟ナースにも「無理―――!!!

アタシはお熱で着替えはさせられないーーー!!」

 

(自力で立つことが難しいので、ズボンの履き替えに

神経を使うからです)

 

と訴えたら、ナースが着替えさせてくれました。

さっすがナース!!

 

退院用におニューの上下を買ってあげていたのですが

まだ退院までは日がありそうだったので、タグをつけっぱなしに

してたんです。それもナースが外してくださって

ちょっとしたことなんですが、ありがたいです。

 

(あ、このアテクシが用意したおニューの服を婆はDISりまくり

ましたけどね・・・。それどころか「アンタ(アテクシ)、熱がある

んじゃないの?」と婆が聞くもんですから「そうだよ、高熱だよ」と

言ったら、それには何も答えず、何故か不機嫌でしたね)

 

ってなことで、無事に任務が終了し、アテクシの3週間の

病院付添生活は終了したのでございます。

 

婆はもうなんか普通ではない時の方が多いんですが

退院時も「パットを持ち帰る!」と言い張り

 

パットというのはパンツタイプのオムツの上に敷いておく

ナプキンのような尿取りパットなんですが

 

病院供給のものは幅も厚みも大きさも頑丈で

普段使用しているのとは違う(つまり、普通のパットでは

対応できなくなっている証でもあります)ので気に入ったのかも

しれませんが、そう言って、施設の人を困らせておりました。

 

するってーと病院ナースがビニール袋にその大きなパットを1枚

入れてくれて、婆に持たせたところ、ニコニコなわけです。

 

幼稚園児のおやつかい!?

 

車椅子に座りながら、尿取りパット入りのビニール袋を持って

喜んでいるお婆さんが母親なんだという事実は

朦朧としているアテクシを余計に朦朧とさせるものでした。

 

病院の廊下で他の病室から「助けてーーー!人殺し!!」という

老婆の絶叫が聞こえ、病院エントランスでは

車椅子に乗っている爺さんが訳わからないことで吠えまくり

隣に立っている奥さんかな?と思われる婆さんに殴られている

光景を目にしました。

 

高熱のせいか、今、見た景色は何か夢ではないのだろうか?と

思うシュールな世界が展開されておりました。

 

長生きって何なんだろう? 果たしてこの人たち、幸せなのかな?

こんなになってまで生きたいのかな?って、でも都合よくは死ねないし・・・

そんなことを考えています。
 
 
 
 

4 件のコメント:

  1. まだむみなこ2016年11月22日 16:53

    父の生前診察に付き添った時に、車椅子のお婆さんが彼女より若干若いお婆さんに付き添われて同じく診察の順番を待っていました。車椅子のお婆さんが私の方を見ながらこう言いました。「ああしんど、生きるているのもしんどいわ、でも死なれへんから仕方ない、ああしんどい・・・」と。父が後で、あのお婆さんも自分と同じ透析患者なのだと教えてくれました。体が不自由なうえに週に3回の透析をしながら自分の意思に反して生き続けている(生き続けなければいけない?)お婆さんを見て、私もりんこさんと同じ事を考えさせられました。その時のことを思い出しました。

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  2. まだむみなこちゃん
    コメントありがとう!!
    透析の方のご苦労を思うと、付き添いの方を含めて
    本当にもっと別の治療法が出来ないかなって思います。
    お父様、大変だったんですね。

    死にたいけど死ねない人と母のように死に支度が全く
    出来ていなくて、薬を大量に飲めば治ると思っている
    年寄りはまた違うとは思うのですが

    老いは残酷で、ある意味、昔みたいに
    自然に枯れるように逝ける方が幸せなんじゃないかと
    思ったりするわけです。
    毎日、悩ましいです。

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  3. 3週間の付き添い生活、ご苦労様でした。少しホッとされて、風邪快癒をお祈りしています。
    本当にいつ終わるとも知れぬ、老親との付き合いはその日その週だけを見ていないとやり切れませんね。でも、お母さんはお幸せ。こうして、娘さんがついているから、だから言いたいことも言えるのだなと、思いますね。陰徳を積むということで気休めかもしれないけど。どうぞお大事に。
    いつもどうしてらっしゃるかな?と、思っています。本当にご苦労様です。

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  4. 気にかけて下さりありがとう
    ございます😊
    まあ、なんと言うか体も頭も
    段々と壊れていくのかぁということを
    ずっとスローモーションのような感じで
    見ているのはしんどいものが
    ありますよね〜。
    勉強にはなるんですが、皆さん
    どのように向き合われておられるんだ
    ろうと思います😩

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