2016年7月21日木曜日

違う色の花として置かれてしまったら


 鳥居りんこのマイナビコラム、第7回がアップされました。

今回のテーマは「違う色の花として置かれてしまったら」で

あります。

 
もし、よかったらお目通しのほどお願い致します。
 


 

話は代わるのですが、こないだ「黒柳徹子さんとテレビの歴史」

みたいな特集番組が放映されていたのをちょっとだけ見たんですが

 

そのときに徹子さんがユニセフ親善大使で行かれた外国で

スパイ容疑で拘束された事件を扱っておりました。

 

徹子さんのお母さまはそのニュースを知らせた記者に対し

「あの子は幼い頃にスパイになりたかったんですから、

(夢が叶って)良かったんじゃないですか?」とおっしゃったという

エピソードが語られておりました。

 

徹子さんはADHDとも学習障害とも言われておりますが

このお母さん(朝さん)、すごっ!!って改めて思いました。

 

なんだろう、この圧倒的肯定感ですよね。

 

先日、書いたプレジデントでの記事「子どもの目が死ぬ

ハイジャック母とベキネバ母の生態」に関して

いろんなご意見が寄せられているんですが

 


 

「母だけが悪いんですか!?」って声が多くて

なんだかなぁって思っております。

 

当然、母だけが悪いわけじゃないですし、

いろんな要因が重なって、子どもの目が死んでいくんですが

 

母のパーセンテージはかなりの部分を占めるよって

ことで書いております。

 

頂いたご批判の中には「私はハズレの子を引いたんです!

あなた(りんこ)はハズレの子を引いたことがないから

この苦しみはわかりませんよね?」ってものもありました。

 

う〜ん。

これに対して、私はね、子どもはみんな、ハズレだと思うんですよ(笑)

 

だって、親の思うとおりになんか行かないですから。

(でも、ハズレだからおもろいってことも言えると思います)

 

最近、名門中高一貫→有名医大→晴れて有名医局勤務という息子を

持った母が怒りの連絡をくれたんですが

 

それが飲み屋のネエチャンと出来ちゃって、結婚すると言うから

縁を切ったという過激なもので

 

あたしゃ、前からその女には「変な嫁、来い!」との呪いをかけてた

ものですから(だって、超自慢してくる10数年だったんだよ〜!

ウチは深海で苦しんでるって言ってるのに、ひどくない!?)

 

え?アタシ、呪い達成しちゃった!?って、逆にビビって、

思わず謝っちゃったんですが

 

まあ、この母は多分、孫でも生まれたら、絶縁解除で孫フィーバーって

いう楽しい毎日が待っていると思うので、心配はしていませんが

 

このようにですね、わかんないんですよ。

 

でもね、言えるのは「ハズレ感」がひどい母であればあるほど

二次障害の度合いが激しいわけです。

 

特に発達障害のお子さんの場合、しんどいことは一杯あるとは思うのですが

 

徹子ママ的な感性は絶対に必要だと思うんですよね。

 

「あ、そーなの?そういう風に感じるのね〜」みたいな

共感がどうしてもはじめの一歩として必要になるよなって思います。

 

発達障害であろうとなかろうと、学校でも掲題のように

「違う色の花」認定がされることも沢山あります。

 

そのときに親が「じゃあ、この子が気持ちよく咲ける場所を探そう!」と

気持ちを込められたら、徹子さんではないですが、素晴らしい大人との

出会いが待っていると思うわけです。

 

徹子さんの恩師であるトモエ学園の校長先生は徹子さんの話を黙って

4時間聞いていらしたというエピソードを耳にしたことがあります。

 

もし、子どもの話を黙って聞き続けてくれる大人

(本当は母が一番適役だと思います)がいるならば

それは本当に救いになるんですよね。

 

「大丈夫だよ」

「君の話をきちんと聞くよ」

 

って言ってくれる大人がいる環境に子どもを置いてあげることは

本当に大切だよなぁって思っております。

 

私はその一助としてですね、これから先、少なくともひとりは

そういう辛抱強い、教師バカが存在する学校を取り上げて

皆さんにご紹介していきたいと考えております。

 

 

 

 

4 件のコメント:

  1. りんこさま

    下にコメントを入れたハイジャック母です。
    今回のコラムと徹子さんのお話しを読ませていただき涙が溢れました。

    ボーダーは息子は、今の中学の先生方にとても愛されていて認めてくださっています。
    懇談で私が息子の事をあれこれ言うと
    「でも、息子君は、とても真面目で素直です。働き者で素晴らしい子だと思う」
    とおっしゃっていただきます。
     男子校の為か、いろいろなタイプのお子さんがいて先生方がいつも個性を認めるような事をおっしゃるからか目に余るようないじめはありません。

    だから私は仕事に出てなるべく息子との接触は避けて学校や友達からの影響を受けるようにしています。
     これが私の出来る唯一の事です。

    自分がハイジャックだと気づかせていただきありがとうございます。

    あと、話題の「コンビニ人間」も読んでみようと思います。

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    1. いやん、チュー坊で気付くなんて、母としては
      最高ランクの母だよね!!
      普通は20歳過ぎて、あれ?って思うものなのに
      すごいわ。

      先生の評価も素晴らしくて羨ましいです。

      もしよかったら、書店で拙書の新刊、後半部分を中心に
      立ち読みしてください。

      後ろから読むといいかも。
      何かのご参考になると嬉しいです。

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  2. 黒柳徹子さんのお母様はあの時にそうおっしゃったのですね!さすがトモエ学園にトットちゃんを転校させたお母様ですね。
    その昔、ビートたけしがフライデーに殴り込みをかけて逮捕された時のたけし母のコメントも印象深かったです。
    「あんな野郎は死刑にしてください!」
    って、もうたけし母だからブラックユーモアで笑えるんですよ。たけしも後々ギャグで何度も使っていました。たけし母の深い愛を感じました。
    日本の母たちは真面目すぎるから規格に子供を合わせようとするんですよね。だから子供が反発してしまうのかなと最近思います。
    ペットと一緒にして申し訳ないのですが、友人のセリフ、子供もペットも思ったような子が授かるわけではない。授かった子をその子に合わせて育てる。友人は流産のあとだったからどんな子が生まれようと生まれてきてくれたら本当に嬉しいと思っていたそうです。
    とても良い子育てだなと思っています。ついでにそのお家のワンちゃんもおりこうではないようですが可愛がられています。

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    1. ご友人、素敵ですね。

      ペットはダメダメでもすっごく可愛いのですが
      わが子だとダメが許せなくなるのが不思議ですよね〜。

      それで、どのくらい潰しちゃったんだろうと
      今頃、青くなる私です。

      母親塾みたいなものがあったら良かったのに
      って思ったりしています。

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