2016年6月24日金曜日

花が咲きそうな場所に置きなさい

マイナビ連載中の鳥居りんこコラム、第5回がアップされました。

https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/38105



タイトルは「花が咲きそうな場所に置きなさい」

渡辺和子先生の「置かれた場所で咲きなさい」のパクリのような
タイトルですが

「置かれた場所」で「咲こう」とすることは、人間の生き方として
すごく大切なことだと思う次第です。

しかし、一方で、親たる者、我が子が「花を咲かせやすい」ところに
置いてあげることこそが、親に出来る「応援」だとも思っておるのです。

中高一貫校、皆さんが思うよりも、ミスマッチ率は強くてですね

相談してくださる方に文句を飛ばすのも、申し訳ないのですが

「えーーー??それって今、知ったん?」ってことが多過ぎなわけです。

「そういう学校やん?」
「知ってて入れたんちゃうの?」って感じ。

例えば、小学生のときに宿題もろくすっぽ提出してこなかったヤツが

「提出物命!」「レポート上等!」学校に行くとですね

学校から、ものすごく責められるわけです。

誰が?って、母がですよ。

母はその叱責を免れたい、自分はきちんと育てていると認められたい

という欲求に勝てずに、子どもを追い詰めます。

もちろん、学校では子どもは低評価。

つまり「そのままのあなたはとっても悪い子」ということになるんですね。

提出物ひとつで「悪い子」認定がされてしまうわけです。

思春期では「あなたはとても良い子」

しかも、作って良い子になっているのではなく

そのままの丸のままの状態で「良い子」と高評価してもらうことが

マストになるんです。

学校と親から、たかが提出物で「生きてる価値なし」認定を

された子は「やる気がない」という1点で対抗してきます。

それしか対抗手段がないからです。

もうこうなると、無間地獄確定ですね。

逆にね、レポートやらを書くのが好きで、それを褒めてもらいたい

って気持ちが強い子は、そういう学校に入れたら

爆発的にいろんなところが伸びますよね。

点数で褒められ、掲示されて褒められ、先生が

級友に「素晴らしいこのレポートをお手本に!」なんて言ってくれちゃう

わけですよ。

そうすれば、その教科はもっと好きに、もっと得意になり

自信をつけられるので、他のことも好きに得意に回り始めます。

もし、小学校のときから宿題提出なんて出来なかったお子さんは

「出し物」評価をあまりしない学校で、定期考査を重んじる学校の方が

伸びますよね。

「提出物」に限りませんが、一例を挙げると、こういうことになります。

母の理想を追うのではなく、我が子の性格に合った学校に

入れなさいということは、とても大事なことなんです。



3 件のコメント:

  1. そうなんです。植木だって、日当たり、水はけ、風の強さなどなど、
    適したところに植えてやれば格段の差が出ますもんね。
    もちろん、逆境の中から出る偉人っているけど、
    普通のこどもがそれである可能性は万にひとつ以下でしょう。

    体育の苦手な子を、スポーツ専門学校へやるバカがいないように、
    スポーツの好きな子供を読書クラブに押し込めることが気違い沙汰であるように、

    学校も選べる時代なら、選んだらいいと思います。

    返信削除
  2. お久しぶりです。

    >しかし、一方で、親たる者、我が子が「花を咲かせやすい」ところに
    置いてあげることこそが、親に出来る「応援」だとも思っておるのです。

    本当にそう思います。
    子育って
    「一番きれいに咲けるように*サポート*する」
    ことですよね。
    親が「自分がきれいに咲くために」子どもを肥料にしちゃぁいかんのですよね。


    返信削除
  3. このコラムを読んで、ようやく目が覚めました。
    娘は今年受験し、第一志望校からご縁をいただけませんでした。
    第一志望校受験日には、りんこ大明神のお守りも持たせていたのですが(笑)。
    受験日前日にまさかの初潮を迎え、初めての痛みや不快感から、試験に集中できず、問題用紙まる1枚を読めずじまいで、終了時間を迎えてしまったと。
    娘とともに、この日のため3年間戦ってきた私は、悔やんでも悔やみきれず、数か月は一人になると涙がこみ上げる毎日でした。
    入学した学校は、第一志望校から偏差値10以上下がる学校です。
    私は複雑な思いで通学させていましたが、思いのほか娘は吹っ切れた様子で、新しいやさしくて明るい友達もできて、楽しそうに学校生活を送っています。
    また、中学受験勉強中も受験科目には関係のなかった英語の勉強を続けていたので、すでに英語の力は先生からも一目置いていただけるくらいの実力で、クラスメートからは、「英語の神」と呼ばれているそうですww
    他の科目も上位層に位置しています。
    第一志望校に行っていれば、おそらく深海魚だったでしょう。
    やっと、この学校に入れていただけてよかったと思えました。
    ここが娘にとって「花が咲きそうな場所」だったんでしょう。
    でも、まだ中高生活始まったばかり。この花を咲かせ続けられるために、勉強も友達もそのほかのことも、サポートして見守っていきたいと思っています。
    りんこさん、ありがとう(^^)/

    返信削除