2018年4月27日金曜日

孤独リスクとどう向き合うか

 


 仕事もほっぽり出して、山口達也メンバー(何これ?違和感ある言い回し)

の謝罪会見を正座で見てしまった。

 

なんだろう、色んなことを思ったんだが、ここでは中年期からの

孤独を考えてみたい。



山口君自身は会見で否定していたが、やっぱり「ひとり」って

いう状態がリスクを生むってことがあるんじゃないかって気がする。

 

問題発覚後も「誰に相談して良いかが分からなかった」と会見で

答えておられたが、30年以上、苦楽を共にしてきたメンバーにも

言えなかったんだなぁ・・・、

 

本来ならば退院はめでたい日なのに

その日に会いたい人というか、会おうとしたのは未成年の女の子

だったのかぁ・・・と思うと

 

芸能界のスター様であるはずの彼の“孤独”が浮き彫りになってしまった

ようで、余計に哀しいニュースになった。

 

先ほど、知人の60代後半の女性が「娘が結婚しない」と言って

嘆いた場面に居合せた。

 

まあ、これは完全世間話で、私への相談ではないので

「今の若い人たちは結婚って制度には興味がないのかもしれないですね~。

ひとりでも、何も困りませんものね~」と答えた。

 

知人は「でもね、りんこさん、私たち夫婦はもう死んでいくだけだから

それでいいけど、あの子は一人っ子。私たちは一人っ子同士の結婚だから

やがては親戚もいなくなる。私たちが死んだ後、あの子は本当に

ひとりになってしまうと思うと、居ても立ってもいられない」とおっしゃる。

 

繰り返すが、これは世間話の一環なので、私への相談ではない。

故に私は「いや~、こればっかりは首に縄を付けて、結婚式場に連れて行く

わけにもいかずですものね~」と答えた。

 

しかしながら、私はこの知人の心配が現実になるケースがあることに

気が付いているのだ。

 

私は私自身の入院手術も、親の入院手術も何回か経験しているが

その度に病院側から、極めて普通に「手術の立ち会い」と「保証人」を

求められた。

 

つまり、金と命を「保証」する親族がいないと、今の日本では

一般的には手術も入院も出来ない。

 

しかも金の面では、更にもうひとり(合計ふたり)の「保証する」という

サインが必要になることが多い。

 

私自身の、命には無関係だと思われた手術であっても、親族立ち会いが

ない限り、手術は出来ないと病院側から明言されたのだ。

 

(命と無関係だったせいか、ウチのダンナは「この超ご多忙な俺様に

会社を休めってか!?」って態度であったことは一生、忘れない(怒)

 

事実、退院日はご趣味の大会日であったため「ひとりで退院できっだろ!?」

的態度で余計にムカついたが、私もダンナの手術時に、手術室前にいるのに

飽きて、病院を脱走したため、ポケベルで呼び出され、ナースから怒られた

経験の持ち主なので、どっちもどっち。破れ鍋に綴蓋夫婦なのだ)

 

つまり、金の面では第3者でもOKかもしれないが、手術立ち会いは

緊急時にその人の意志をその人の代わりに決断できる“親族”でなければ

ならないという決まりがあるようだ。

 

ICUなどもそうで、おいそれと“他人”は入れない。

 

やはり、たかが紙1枚だがされど紙1枚という、社会的印籠は大きいのである。

 

まあ、結婚していても、子どもがいても、疎遠だったり、別離だったりも

あるので、すべてのケースでカバーできるとは思っていないが

それでも、こう考える。

 

昔の人たちは適齢期の人間を見ると、放ってくれることはせず

「結婚だ!子どもだ!」とその価値観を押し付けていたものであるが

 

こういう社会的文化と言うか、背景と言うかが、まだ完全に消えてはいないので

その価値観から事実上、外れてしまった人へのレスキューにはまだ

遠い現実がある気がする。

 

「病気になったらどうする?」

「高齢になった時、住処をどうする?」

 

なんていう若い時には考えもしなかった現実が事実上あるということだ。

 

(保証会社も当然あるが、様々な問題点が指摘されている)

 

山口君の話に戻ると、もし、まだ奥さんやお子さんがいらしたなら

退院の日に「飲む」ことを止められないにしても、酒量は酩酊までは

いかなかったのかな?とも思うし、家族でなくても、そこで

「退院、おめ~!」って心から祝ってくれる誰かがいてくれたら

こんなことにはなっていないのかなとも思ってしまうんだな。

 

イギリスで最近、孤独担当大臣が誕生し、話題になったが

 

夫や妻、子どもといった“家庭”でなくても、その機能の代わりになる

場所がやっぱり、人間には必要なのかなぁと感じている。

 

私の愛すべきトメ(姑)=未亡人歴40年超がいつも口にする言葉だが

「喧嘩ができるのも相手がおればこそやで~♪」なのかもしれない。

 

人間にはやっぱり「暑い!」とか「寒い!」と文句を言い、

テレビを観ては「クソつまんない!」とか

「何、これ?うけるんだけど~!?」とくっだらない感想とも言えない

戯言をすぐ隣で言い合える人(ペットでも可能かも)がいることが

幸せなんだなぁってつくづく思うので

 

私は我が子に将来的にはひとりになるかもしれないけれども

それでも、とりあえず「結婚しなさい」と言い続けているのだ。
 
 
 
 
 
 

2 件のコメント:

  1. 山口容疑者は知事とか次官とかより酷いことをしたと思うのですが、その点についてはどうお考えですか?先日とテンションが違いすぎて
    なんだか残念な気持ちになりました。

    返信削除
    返信
    1. おはようございます。コメントありがとうございます。
      残念なお気持ちって、もしかして、山口君にではなく私に
      対してですか!?

      そっかぁ・・・。もし、そうだと仮定してお答えするならば

      山口君は擁護のしようがないです。

      女の子も悪いとか、女の子の親もどうよとかの声もあるようですが
      女の子云々関係なく、悪いのは誰かは明白な事件なので
      この結果が出ていることに対し「けしからん重罪だ!!」と声高に
      語る気にもならないってことで、
      遠因として、「孤独」ってこともあるなって思いで綴りました。

      知事と次官に憤ったのは、彼らが「権力者」だからです。

      「芸能人」の問題は極端に言い切れば、一般人の私たちに何の迷惑も
      かけていません。

      社会に課題を投げかけましたが、それでも被害者⇔加害者の
      問題です。

      しかしながら、特に次官は国家予算を握っていたキーマンです。

      そういう国民の中でも弱い立場にいる人々のために
      一番、力を尽くし、国民の生活の向上を図らなければならない
      ポジションにいる人の思考が

      自分よりも弱い立場にいる人間には何をしても許されるという
      傲慢な思考の持ち主だったことが露見したために
      憤ったのです。

      私は芸能人と政治家(国家公務員含む)は重みが違うと
      思っております。

      ただ、山口君には怒るというよりも、長年、観て来て
      すごく好感も持っていたのにということもあり残念で

      そして、これまで努力で積み重ねてきたスターというキャリアも
      一瞬にして崩れ去ることがあるという現実に
      戸惑っているせいでもあります。

      答えになっておりますでしょうか?

      削除