2018年2月7日水曜日

思い出しても、腹が立つ!X銀行、潰れちまえ!!

 先ほど、朝日新聞社さまのご厚意で鳥居りんこの新刊本

「親の介護をはじめたらお金の話で泣き見てばかり」(ダイヤモンド社)を

ご紹介していただきました。

 

https://www.asahi.com/articles/ASL267252L26UEHF00K.html  


(↑ 朝日新聞デジタル)

 

ありがたい!!

 

記者さまとのインタビューで

「どうして、この本を書こうと思ったのですか?」と言われ

 

また、思い出してしまいました。

 

そーだよっ!! あたしゃ、この本を「怒り」のパワーで

書いたんだよっ!!

 

X銀行、よくもやってくれたな! 絶対、許さん!!

 

って気持ちです。

 

途中で婆さん(ウチの母)が本当に死んじゃったもので

アテクシは全仕事をキャンセルということが、半年近く続いたので

 

当初の怒りの気持ちが随分と薄まってはいたのですが

 

(怒りが直接、婆さんに向かうようになっちゃったんですよ・・・。

あ、でもね、腹の中でムカついていただけで、ご本人様には

たった1回だけ、その気持ちをぶつけたことがありますが

ものすごく、後味が悪かったですね。

 

その1回は「何もかにも、私に押し付けないで!

そんなことは(溺愛している)お兄ちゃんに言って!」と

怒鳴り気味で言ったら、びっくりしたような、悲しそうな

顔をしていましたね、ウチのボケ婆さん。

 

生涯でたった、その一回だけでした。私が母に逆らったのは)

 

それで、記者さんに改めて、聞かれて、そっだ!X銀行、潰れちまえ!

って気持ちで綴った本だということを思い出したわけです。

 

日本は外圧もあって、金融自由化を推し進めてきたのですが

例えば、生損保兼営とか、そういうことですね

垣根をなくして、いろんな業種がもっと自由に商品を売って行こう

っていう流れが出来ました。

 

そこに、低金利時代が入り、金融系といえど、安泰な商売では

なくなったという背景がございます。

 

この辺は私などより、皆さんの方がお詳しいですよね。

 

そこで、銀行は手数料ということに目を付け、そこで利ザヤを

稼ぐことに懸命になるわけです。

 

年寄りだろうが、小呆けていようがお構いなしです。

 

結局、ウチの母は「高利率の利子がつく」という甘言に騙され

銀行のやりたい放題にされていました。

 

母は金融のことなど、全く理解できていませんでしたが

親切にしてくださる方を実子よりも信じたってことです。

 

これが、私にはきつかったんです。

 

他人である銀行員を信じ、実子である私は信じてもらえなかった。

 

この家族の人間関係の小さなデッドスポットを突かれたようで

余計に腹立たしいわけです。

 

銀行を頂点とする金融機関は転勤が多く、3年ごとには人が

入れ替わります。

 

当初、親身になってくれた担当者は、いざ用がある時には

既に別の担当者になっている。

 

或いはウチのように「パートの人間の言ったことです」で片づけられる。

 

更には「手数料商売で成り立っている」と開き直られる。

 

こういう実態があるのに、合法ですか?と私は強く訴えたいわけです。

 

銀行の役席が「そうですね、退職金をすっからかんにされたっていう

人の話もよく聞きますね」と耳を疑うようなことを平気で言ってのける

世界。

 

あなたは単に集金マシンなのか!? 自分のグラフさえ上がれば

対前年比数字さえよければ、老人たち、つまり、もう働いて

お金を稼ぐ体力がない人たちに、そうやって、心のない仕事をしても

良心は痛みませんか?と私は言いたい。

 

拙書をお読みの方「じゃあ、りんこも裁判に訴えればよかった」と

言う方、おられると思います。

 

FPにも相談しましたが、勝てる案件だったかもしれません。

 

でも、止めたのは、母がいたからです。

 

高齢の母に裁判所に出向くようなストレスを与えたくなかったんです。

 

それは母の「騙された」という悲しさを蒸し返す行為にしかならず

 

もし、騙された金額が全額戻って来たとしても、もう老いた母には

使い道がないわけです。

 

騙されたという事実は自分の不甲斐なさを子どもに示す行為でもあり

その裁判における膨大な手間を考えると、母の自責の念を煽る行為に

しか思えず、それで、私たちきょうだいは暗黙の内に

「結局、そこまでの被害はなかった!めでたし!」ということで

幕引きしました。

 

銀行に怒り狂って、結果、母を責めるようになった私に対し、母は

「ほら、私は間違っていなかった!りんこ、(母親を責めたことを)

謝りなさい!」っていう態度でした。

 

このように、裁判に持ち込む、或いは調停を願い出ると言っても

高齢者本人ができるわけもなく、家族が自分の生活があるにも

かかわらず、自分のこと以外の事案で、奔走するには

ものすごいパワーと金がかかるわけです。

 

想像ですが、結局、泣き寝入りの人が後を絶たないのでは?と

思っております。

 

皆さまに「こういう危険があるんだ」ということを

頭の隅に置いていただき、ご両親の晩年を支えて頂きたいという

一念で書いた本であります。

 

是非、ご一読いただけますれば、これも供養の内に入るのかなと

いう思いでおります。


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20 件のコメント:

  1. こういう本待っていました!
    お年寄りだけでないけど、よくわからない人たちから上手くNOリスクで手数料をとる金融機関が多いこと。
    多くの人に今の日本、危ない橋を渡らないと資金は増えないこと。そしてその橋は、元手を失うこともかなりあるということを知らしめる一冊になると思います。

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    1. 山本さま
      わざわざコメントを入れて下さり、ありがとうございます!

      私、やっぱり金融機関のしかも大手だということを
      利用して、商売するのは仕方ないことでも
      高齢者を狙い撃ちにするのはあくどいと思っているんですよ。

      個人的には振り込め詐欺より、汚いって思います。

      「親御様は投資のことをよくご存知だと思っておりましたので」
      と逃げますけど、ご存知でないことはよっくご存知ですよね?
      と逆に言いたい。

      という怒りを持ってしたためましたが、山本さまにエールを
      いただき、本当に嬉しく思います。
      ありがとうございました!!

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  2. 昨日新刊入手し一気に読み終えました。参考になりました。父(91歳)が小ボケから大ボケに移行中でして、「最低限にやっておくことリスト」に取り掛かりました。今は足元がおぼつかない状況でトイレの位置認識ができない状況に陥った状態です。キッカケは昨年大晦日に風呂脱衣場で転倒し大腿骨尖部骨折で入院したあとからです。入院時はあるけなかったのですが2週間過ぎたころ小ボケに変化があり、幸い骨折にもかかわらず痛がらずに歩行ができる状態だったので家に連れ帰りました。(従来から同居)それから夫婦で24時間奴隷生活に突入しています。本書読後、ボケ本人に体と頭の状態を説明(理解できているのかどうか不明)し、介護施設に入ってもらうことを宣告したところです。大変ですけど「親の面倒をみるプログラミング」はないというこに背中を押してもらいました。
    ありがとうございました。

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    1. ああ、大腿骨骨折ですか・・・。ご本人はもちろんですが
      ご家族も痛いですよね(涙)

      施設はやはり自由度という意味では健常者から見ると
      辛かろうと思うのですが

      自力で出かけたくとも出られない
      自分で食べたいものは調達できない

      ならば、自宅に居ても施設に居ても一緒だなって
      私は割り切るようにしました。

      それでも、ウチは性格に難が沢山あったので(爆)
      大変でしたが、在宅で見てたら、間違いなく
      私は発狂してたと思います。

      施設、不満も沢山ありますが、でも、助かります。
      GO!で間違いないです。

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  3. ご無沙汰しております。

    うちの父、娘(=私)と同い年の証券会社営業担当にべったりです…。
    お気に入りのホステスにつぎ込むのと同じで
    彼女の営業成績を上げてあげるため、と言い切ります。

    だったらアタシの娘(=孫)の教育に入れ込んでほしい。
    ま、こっちのほうがリターンの見込み小さいけど。

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    1. ええーーー!?
      もう、割り切ってつぎ込まれているんですね(泣)

      キャバクラとかよりは、若干、残るからいいのか?
      いや、ウチは3千万が1千万切りましたから(5年で)
      気を付けた方がいいですけど、こればかりはね~。

      営業担当の転勤を待つしかないですね(涙)

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  4. 以前りんこさんにメールで相談にのって頂きましたみかんです。りんこさんと同じくらい好きなブログで、りんこさんの本が紹介されていて、繋がった感じがとても嬉しいです。「カーたん」さんのブログです。

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  5. みかんちゃん、教えてくださりありがとうございます!

    見てきました。
    笑える素敵なブログでした。

    私も見習いたいと思います(この更新度の低さで何を言ってるんだか・・・)

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  6. MSNのニュースで読みました。
    X銀行のXは何ですか?信託銀行ですか?本には載ってますか?
    どこの銀行でも同じようなものですか?

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    1. 読んでくださりありがとうございます。

      銀行はどこも一緒です。
      名前を出す意味がないくらい、みな同じとお考え下さい。

      私たちは自己責任ですが、親御さんは気を付けて差し上げて
      くださいね。

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  7. ヤフーの雑誌アクセスランキングに記事があり、興味深く拝読させて頂きました。

    1点質問なのですが、月30万円のタコ足配当を5年続けていたのだとすると、3000万円のうち1800万円は配当で返ってきているように思うのですが、「2000万円の損失」というのはどういった計算を行っているのでしょうか?

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    1. そこ、やっぱり気になられますよね。

      金額的にはですね、多分、おっしゃる意味がわかるのですが
      詳細を書く意味が今回はあまりないかな?って思っています。

      要は「手数料が半端ないほどの売買」「月々、戻って来たものが
      たこ足だと知っていたら、使用しなかったであろう」という
      ものが入っているということでご理解いただければ
      ありがたいです。

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  8. りんこ様

    過去の中高一貫校で聞いたちょっと良い話、中学受験・介護の本は
    その時期を過ぎてしまってから拝読したのですが
    「あるある」と思いながら読んでおりました。

    子供が通う中高一貫校は、かつて りんこさんに絶賛されていましたが、
    新たな「ちょっと良い話」には未だ登場していないので、
    もしや今では、「本当は冷たい学校」の方に入るのだろうか?と思ったりしています(笑)
    実際 思い当たる事もあるんですが・・・

    介護の方は、りんこさんより早くに始まり、今なお進行中です。

    新刊出版イベントには残念ながら参加できず、まだ拝読もできていないのですが、
    X銀行の件、私も似たようなことがあり、早く読ませていただきたいと思っています。

    母の場合は某信託銀行でしたが、あれこれと言いくるめられて契約・解約を繰り返しておりました。
    遺言信託も持ち掛けられ、判断力がない状態でホイホイと契約してしまっていました。

    銀行から私宛てに「ご家族の印鑑証明が必要です。明日までに用意してください」と連絡があり、母に確認すると
    「銀行が遺言の手続きを全部してくれるっていうから頼んだ」と。
    遺言内容は「兄弟2人なら、だいたいこれくらいですね」と銀行が適当に作ってくれた・・・と。
    しかも認知気味の母は、我が家(私達夫婦の持ち家)に同居しているのに、
    「下の子(私)には家をあげるから上の子に多めに相続させたい」と銀行に伝えていたらしく、
    こんな遺言が執行されたら、同居して介護した私は取り分ゼロどころか、
    同居中に負担した費用分持ち出しで損ばかりでした(泣)

    ですから、私は遺言信託の承諾はしないと銀行に伝えました。
    すると翌日朝8時前に、担当者と上司さらに副支店長がやってきて
    「あなたの印鑑証明が今週中に必要なんです」と立ちはだかります。

    母から聞いた遺言の内容にも不審がありましたので、一言 告げると
    「内容について、家族に知らせる必要なんて無かったのに」と捨て台詞。

    あまりにもしつこかったので、「私と娘の口座を解約する、明日支店長に書類を持ってこさせるように」と言って追い返したところ、
    支店長から詫びの連絡があり、遺言信託の件はチャラになりました。

    後で知ったのですが、母が亡くなった後の遺言執行料とやらも、私に払わせるつもりだったようです。
    なんの説明もなかったけどね。

    なんだかなぁ、昔のドラマでみた地上げ屋みたいな人達だったなぁ。

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    1. あれ?学校の空気が変わりましたか?
      是非、教えてくださいね。
      確かめてみたいです。

      遺言信託は本当に良い話を聞かない。
      なんなんでしょう?
      揉め事をわざわざ作っているとしか思えない話ばかりです。

      でも、未然に防げてよかったですね。
      さすがです!!

      削除
  9. りんこ様
    はじめまして。本日、ヤフーニュースを見て検索してたどり着きました。実は私の母もまったく同じことがありました。千葉県にあるコスモス柄がトレードマークの大手銀行です。うちの場合もやはり数万円が2件分が毎月振り込まれていました。もちろんそれは預金の元本から削られていた金額です。そして母は毎月振り込まれる金額を全額配当金で得をしていると勘違いしていました。大腿骨骨折で寝たきりとなったのをきっかけに通帳を私が預かり、投資信託は必要ないから解約したところ、元本が減っているのを見て初めて発覚しました。母はいまだに何も知りません。ずっと得をしていたと今でも思っています。小ボケです。しかも、その銀行は私からの解約の申し出に「解約手続きが面倒ですぐにはできません」と。解約できたのは1か月後のことでした。
    振り込め詐欺が悪いのは誰もがわかっていますが、信用第一をうたう銀行が似たり寄ったりのことを平然としているのですからはらわたが煮えくり返ります。
    普通であれば、お客様第一に考えるのであれば、「この商品のシステムでは高齢者が配当金だと勘違いする為毎月入金するのは顧客にとってデメリットがあるのではないか。」と充分に想像できるわけです。また、営業担当者は母と接していて、「このおばあちゃん、間違いなく自分が得していると勘違いしている。」と感じる機会はあったはずです。むしろ、そのように仕向けていたのかもしれないと感じます。このようなことが普通に通用してしまって良いはずがありません。今からでも訴えて、損失した元本を返してほしいです。思い出したら本当に腹が立ってきました。
    りんこさんの遺言信託の件もあり得ないです。きっとこのようにブログに書かれ、いつ実名が出るか冷や冷やしているのではないでしょうか?本にもどんどん書いて下さい。
    今朝のヤフーニュースを見た私のように、今後、りんこさんの本を見て、世の中の信託制度に影響すると思いますよ。
    これからも応援しています!

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    1. 教えてくださりありがとうございます!
      そうですか、そんなことが・・・。
      やっぱり多いんでしょうね。

      営業担当は「わかっておられたと信じていた」と繰り返す
      のですが「わかっていないこと」は簡単にわかっていたから
      やったんだろうなって思い、そこに良心はないのかな?って
      思います。

      物を売るって、喜ばれるから、自信を持って売るわけですよね。

      当然、利益をあげなければならないですが
      それでも、大抵のビジネスは「喜んでもらう」ことを
      第一に考えるのに、大手銀行がそれをしないってことは
      詐欺師よりもひどいって思います。

      私ごときが吠えても、何も変わらないとは思いますが
      少しでも、注意喚起はしたいなってことで
      したためました。

      応援してくださり、ありがとうございます。

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  10. 私は59歳、元銀行員、今は介護職をしています。りんこさんほど酷いケースは経験した事がありませんが、自分も不本意な営業をさせられた記憶は多々あります。お母様の件、お母様には厳しいかも知れませんがとことん銀行と闘うべきだと思います。適合性の原則なんて言ってますが銀行が自分で作ったルールに自分が違反していないか自分で判断しているのですからそんなものはあてになりません。法定闘争までもちこむべきだと思います。消費者保護の視点は日毎に増していますから勝ち目はあると私は思います。

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    1. ご進言ありがとうございます。

      闘う準備はしたのですが、諸々の理由が重なり
      結果、断念しました。

      しかも、もう母は天国の住人です(;´Д`)

      親身になってくださりありがとうございます。

      介護職さんのご苦労はいかほどかと思いますが
      私は素晴らしい職業だと、感謝しかないです。
      いつもありがとうございます!と私がお勤め先のご家族の
      代わりにお伝えします。

      お体に気を付けて、明日も頑張って下さいね。

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    2. さっそくご返事頂いて喜んでおります。銀行員をしていてお客さんから言われる「ありがとう」と介護職をしていて利用者さんから言われる「ありがとう」。かなり違うんですよね。アルツハイマーで何も分からないような人がトイレ介助のときに涙を流して「ありがとう」と言ってくれました。この仕事の「ありがとう」は価値が違いますね。

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  11. 偶然鳥居様の記事を読みました。フランス在住ですが、フランスにはこういうケースを「弱者の悪用」「組織ぐるみで構成された詐欺」といい犯罪です。法律で規制されています。それを証明することは困難なので訴訟になることが殆んどのようです。そこに専門家が素人に危険なことを承諾させる為に、危険を危険とは十分に説明せず、したとしても、老人など弱者が真の意味で恐らく理解してないだろう分かっていながら相手、弱者の言葉のみを法的に有効化させ自分が利益を得るように導くのは職権乱用、または背信・信頼乱用にあたり、職業的倫理に反する行為です。つまり信頼、良心を悪用した犯罪です。鳥居様のお母様がそれだけの損失を被っても銀行員を信頼し続けると言う状態はお母様に正常な判断力が欠けている状態にある判断基準になります。
    歯ぎしりをする悔しい思いをされているようで、私も同(善良!)市民として同情し投稿致しました。私の知識が参考になれば幸いです。こちらに法廷沙汰にするのは諦めたようにありますが、何千万円もの被害を諦めるのですか?お母様が他界し立証が困難と言うことだとお察しします。お母様の病状などを当時の病院へ依頼すれば有料でも一筆頂けると思いますし、部長が自分ならこういう商品は購入していないって発言したこともかなり責任は大きと思います。ただ言葉VS言葉で、相手がそんなことは言ったことも聞いたこともないと開き直る可能性大ってことですか?そんな大金を諦めるのは勿体無いですね。悪者だけが得をして弱者は泣き寝入りですか。んんん、フランスでは考えられませんねぇ。

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