2017年12月2日土曜日

うどんこ先生ガンガン日誌 第3話「身に覚えがないってば」


手術までの検査がひと通り終わると、ヒマになる。

 

パジャマから私服に着替えて、病室から2回抜け出し、散歩に出かけた。

 

それがバレたらしく、夕方から監視が厳しくなったみたい。






 

ベッドでテレビを見ていると、機材を一杯積んだワゴンを押して、

 

初めて見る顔の看護師が入ってきた。

 

『血糖値を測りますから、指を出してね・・・』

 

「なんで、測るの?」

 

『うどんこさんは糖尿病だから。つべこべ言わないで、早よ指!』

 

親指をプス! 血糖値を測られたのは、初めてだったので、

 

「ねぇねぇ。数値は、どんなもんやろ?」

 

『えっと。あれっ! すんごくイイじゃん!』

 

「オレ。糖尿病だったの? 知らなかった・・・」

 

看護師は何も言わないで、病室を出て行った。

 

 

野郎。さては、部屋を間違えやがったな。

 

よぉし。明日、医師たちに文句を言ってやろうっと。

 

 

翌日は、手術日。術着に着替えさせられ、文句を言う間もなく、

 

手術室に連行された。

 

 

入院した病院は、東棟と西棟に分かれている。

 

病室が、二つの棟の境目だったので、西棟の看護師が侵入したらしい。

 

術後に病室に戻ってから、看護師たちに

 

「誰がプスっと刺した?」

 

と、聞いてみたが、皆

 

『知ぃらな~い』

 

だって。 くそっ。 西棟め。

 

女性の看護師が3回登場したので、次回は20代の男性看護師のお話。
 
 
☆☆☆
 
 
これより、りんこ追記。
 
 
時々、医療事故って聞くじゃん?
 
 
これって思うより沢山あるってことかな?
 
 
前、ウチの兄が大騒ぎしたことがあってさ
 
 
「俺、白血病なんだよ!」って言うのよ。
 
 
健康診断で引っかかったらしい。
 
 
それで、なんだかんだと検査したら、全然、違うと。
 
 
家族で喜んだのはいいんだけど
 
 
その時、一家で「待てよ?」ってなったわけ。
 
 
これって、つまり、兄の前後に検査を受けた人が
 
 
その病の可能性があるってことじゃね?って。
 
 
連絡したけど、誰かはもう分からないみたいで
 
 
結局、うやむやになってしまったことがある。
 
 
そういう経験があって、うどんこ先生の話を読むと
 
 
ホラー感が増すよなぁ・・・。
 
 
 

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