2017年9月13日水曜日

斉藤由貴ちゃんが叩かれる一因


 斉藤由貴ちゃんが3度目の不倫だとかで、ボッコボコに

叩かれている。
 
 
 

 

「ふわっふわっ」しているような、頼りなげな風情を

確信犯的に醸し出しているから、世の清く正しく生きていると

自負する女性陣を敵に回しているのだと思う。

 

「私って、どうして、いつも、こうなんだろう・・・」

 

と涙目、うるうるなところが

 

「は~?全部、己がやっとることやないけーーーー!!!???」

 

と同性から余計に怒りを買ってしまうポイントなんだろう。

 

こんな女が傍にいたら、超、危険!っていうリスクマネジメントが

働くのだ。

 

しっかし、私は思うんだな。

 

由貴ちゃんは女優さんだし、もう、こういうサガだし

「殿堂入り」ということで、それはそれで良いのではないだろうか。

 

双方のご家族には酷な話ではあるが、少なくとも外野は

何の迷惑も被っていない。

 

ただ、教訓として「誰かの涙の上に乗っかっている、幸せはもろい」

ということを体現してくれた存在になっただけだ。

 

不倫は信頼関係だけで成り立っている、血の繋がりもない

夫婦という関係を切り刻んでしまう。

 

親族でも、仕事関係者でもない一般人はこの教訓だけを

学べばそれで十分のように思っている。

 

一方で私は先日、歩きながら、こんな光景を目撃して

そこに日本の夫婦の危うさを思っている。

 

私の前を60代後半から70代前半かな?と思われるご夫婦

(と思われる)が歩いていた。

 

奥さんと思しき女性がダンナさんと思われる男性にこう言った。

 

「昔の人の方がよく映画を観ていたわよね、特に洋画!」

 

前後の脈略はわからないが、その女性は確かに男性に向かって

そう言ったのだ。

 

しかし、男性は相槌すら打たなかった。つまり無視なのだ。

 

私はふたりを追い抜き、横断歩道のところで止まった。

 

ふたりが私を再び抜かす形で通り過ぎる時にも

 

女性は何かを男性に話しかけていたが、男性がいきなり

商店街の店を指さし「これは、あれだったな」(原文どおり意味不明)

と言ったのだ。

 

明らかに、今までの女性がしていた「映画」とは無関係の

動作と話に見えた。

 

女性が「ああ、あれは・・・」と言いながら、ふたりは

私の後ろを通過して行ったのだが

 

その光景を目撃して「ですよね~」って思ったのだ。

 

せっかく二人で歩いているのだから、何か、会話をしようと試みる。

 

しかし、その言葉は相手に届かず宙を舞っている。

 

多くの女性はパートナーである男性の無反応には慣れている。

だからこそ、軽いため息でこの毎日をやり過ごす。

 

他人と一緒に歩いていて、その人が同じことを口にしたとしたら

同一人物である男性は無視はできないだろう。

 

でも、他人であったのは昔、今は他人ではないと信じ切っているのか

妻にだけ会話をしない日本の男性は異様に多いように思う。

 

自分に関心のないことは、例え話かけられたとしても

「無視」して良いのだということをどこで学ぶのだろう。

 

妻が作った料理に「ごちそうさま」も言わず、

妻が語る「子どものちょっと困ったこと」にも我関せずを貫き

 

「働いてやっているんだから、いいだろう。俺は疲れている」の

延長線上で定年を迎え、再び、夫婦はふたりになる。

 

もし「毎日の軽いため息」で、体が浮き上がってしまうくらいに

なっていたとしたら

 

斉藤由貴ちゃんクラスであれば(斉藤由貴ちゃんのご夫婦関係が

どうだったかは全く知らないが)、自分のことを親身に考えてくれて

自分の話に真剣に耳を傾けてくれる人を見つけたならば、その人との

時を大事に過ごすであろう。

 

人は求められるところで生きていたい生き物だからだ。

 

多くの女たちは斉藤由貴ちゃんのようなリスクを冒せないから

実行に移さないだけだ。

 

「ため息で浮き上がりそう」な女は一番、傍にいる人との

会話を楽しみたいのに、「宙を切る時間」が余りに長く

最早「この人」とどう楽しんでいいのかさえ、見失う。

 

斉藤由貴ちゃんバッシングの背景には

自分は満たされない思いを抱えながらも、懸命にバランスを取ろうと

してもがいている、或いは諦めようとしているのに

いともたやすく「話を聴いてくれる人」を見つけたことへの

苛立ちも、バッシングの一部には入ってしまうんだろうなぁと

想像している。

 

日本の熟年夫婦は実はかなり危うい綱渡りの上を歩いている。

 

 

 

2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    娘が中学受験をしたことをきっかけでりんこさんを知り、ブログを楽しく拝見させていただいています。

    芸能人や政治家の不倫がどうしてこんなにワイドショーで消費されるのか、分かったような気がします。
    ワイドショーは、朝も昼も女性が視聴者だと考えれば、女性が見たいものを放送するんでしょうね。
    自分にないものを持っている人が羨ましい、しかも、それが悪い(別に犯罪じゃないのに)ことをして得たものなら、非難されて当然と無意識に思っているから、バッシングされている芸能人を見て留飲を下げているのでしょうか。

    昔、子供の育児休業中に見ていたときは、こんなことを思わず、ただ、ぼんやり見ていただけですが、今ではどうでもいいことなのにくだらない…と思い、SNSやりんこさんのブログを読んだりしてずいぶん意識が変わったのが自分でも分かります。

    SNSで得る知識も自分がその情報を得ることを選択しているという点では偏っていると思いますが、それでもテレビや新聞では得られない知識を得ることができるようになり本当に良かったと思っています。

    子育て、夫婦関係、親の介護、これから必要な知識をたくさん提供していただきありがとうございます。
    りんこさんの記事を読むと、いつも、ハッとします。
    ぼんやりとしか感じていなかったことを言語化していただいているようで、私の人生の大切な指針の一つになっています。

    これからも楽しみにしています。

    突然の長文コメント、失礼しました。

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  2. あんこさん、コメントありがとうございます!

    いやいや、こんな駄文にお心を留めてくださり、こちらこそ
    ありがとうございます

    私は今の不倫報道なんですが、プライバシーの侵害とか
    ライン流失の方が余程、罪が重い気がするんですよね。

    「正義」のためにする「公開処刑」が正しいとは
    どうしても思えない。

    何故、そっちが罪に問われないのか、本当に不思議です。

    私は女優であれば妖艶な鬼気迫る演技の方を観たいし
    タレントであれば、楽しい話を期待したいし
    議員であれば、国民のために尽くしてほしい。

    プライベートで法に触れることがないのであれば
    家庭内の問題とは別だと思うんですよね。

    そういう意見交換みたいなものを広くやれることも
    SNSの発達は良かったと思います。

    あんこさんとも意見交換ができると嬉しいなって思います。

    時々は遊びにいらしてくださいね。待ってます!

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