2017年4月5日水曜日

坊さんVS.神主(その3)エンジェルケア



 いや~、なんですかね、自分史上、最高に疲れているんですが・・・。

体が重だるくて、動かない。
 
 


 

これって、自分が結婚式を挙げた時、以来かもです。

あの時も年度末に挙式したので、残業後の翌日が挙式で

そのまま新婚旅行に行き、帰って来た翌日から、また残業の嵐で

決算終了の週末に社員旅行に行き、私、そこで倒れた記憶が・・・。

 

あれ以来かな?っていう感じがするんですが、あれから30年超は

経っているんで、加齢の分、今回はしんどいかも~。

 

皆さま、言えるのは「生きるのも大変、死ぬのも大変」ってことですよね~。

 

さて、葬式話の続きです。

 

互助会に入って「割引」にしてもらうためには加入しないといけない。

そのため営業マンを自宅に呼ぶことになりました。

 

私は言います。

 

「あのぉ? 互助会って積み立てのイメージがありますよね?

一括で払うってことも出来るんですか?」

 

慣れた感じの営業マンさんはこう言います。

 

「月々2千円、または3千円を90か月くらい積み立てるのが

オーソドックスと言えば、そうですね。

そのくらいなら負担がなくて、7年くらいで、いつの間にか満期に

なっているっていうお手軽さが受けているんです。

 

大抵は娘がいるから結婚式用に入っておくかって感じで

加入され、満期を迎えるんですが、今のお嬢さん方は互助会系列の

挙式を嫌う傾向もありまして、そうなると親御さんは

『じゃあ、私らの葬儀で使うからいいわ』ってことになりますね。

 

今はやはり葬儀用に使うってことが多いですね。

でも、名義は誰であろうと、どなたの結婚式、あるいは葬儀に

使用しても構わないってことが互助会の良さですね。

 

で、何でしたっけ?一括で支払うってことですよね?

全く、構いません。

ただ、早期使用につきましては、後日、ご精算のときに

2万円ほどのご負担をお願いしております」

 

私は更に言います。

 

「あのぉ?今日、入ります。明日、使いますっていうくらい

切羽詰まっているんですが?」

 

営業マンさん、さすが慣れておられて

 

「全く問題ないですね」

 

ってことで、ホイホイ加入手続きが進んだのでございます。

 

2週間後に加入者証が届くってことで、本来はそれを渡して

割引に充当するってことみたいですが、そのことを母が知って

いたのかはわかりませんが、結果、加入者証が届いた日が通夜に

なったので、律儀と言えば、律儀なのです、ウチの母。

 

それでですね、なんやかやなんやかやございまして

「葬式開始!」となるわけですね。

 

つまり「お亡くなり」ってことになるんですが

 

お亡くなりになると、すぐにエンジェルケアをしなければ

ならないので、訪問ナースが明け方に現れました。

 

このエンジェルケア、私、父でもやったんですよ。

父は自宅で亡くなったので、やはり訪問ナースさんがいらして

「手伝え!」と言うので、右往左往してました。

 

今回も当然「手伝え!」と言われますね。

(訪問ナースさんはおひとりで来られますから)

 

私にとっては旧知の間柄の訪問ナースさまなので、弟子のように

ご指示に従うんですが、これもやはり、経験するのは大事だと

思います。

 

病院で亡くなる場合は家族は締め出しの状態で

エンジェルケアをされるでしょうから

賛否両論あるでしょうが、40代以降になったならば

親のエンジェルケアは子ども自身の手でやるっていうことも

悪くないかなって気がしています。

 

まず全身を綺麗に拭くんですね。

それから、乾燥するととんでもないことになるって話で

保湿クリームを塗りまくります。

 

ナースさまは大人用おむつを髪の下に敷いて洗髪も

してくださいます。それも、すごく丁寧にです。

それから、ドライヤーで乾かし、髪のセットですね。
 
父の時は洗髪をした記憶がないので
 
訪問ナースによって、やり方は違うかもしれないのですが
 
ちょっと感動しました。

口腔ケアも、そんなにしてくださるんだ!?ってくらい

やって頂きました。

これは母が寝付いたときもホームのスタッフ陣は懸命に

サポートしてくれていたもので(口腔内の菌が肺に入ったら

苦しみに直結してしまうらしく、また痰を吸引するよりは口腔ケアで

取る方が痛くないだろうとの思いやりですね)

亡くなっていても、丁寧にやってくださるんだなぁって

驚きました。

その後ですね、プロの技が炸裂します。

口が開いて閉まらないので、タオルで枕を作り、顔の位置を

調整しながら、また、顎をタオルで引っ張りあげ

口を結ぶようにするのですが、時間との戦いって面もあるのかな?って

気がしました。
 
 

順番はいまひとつ覚えていないんですが

摘便ということも当然、ナースがやってくれます。

 

父の時も、全く食べていないのに「なんでこんなに?」って

ほどの量があったのですが、母はそうでもなかったですが

ほぼひと月、飲まず食わずの人が出るんだぁ?って

人間の腸のしくみの不思議さを感じます。

 

それから、かなり長い綿を使って、穴という穴をふさぐ作業を

するんです。

 

そこから「何を着せる?」みたいになり、チョイスするんです。

 

ブラやらガードルはどうしようか?みたいに話しながら

進める夜明け前なんですが

訪問ナースさまのお仕事は本当にありがたくも過酷だなぁって

思いました。

 

それで、ナースさまは私に死化粧を施せとおっしゃるのですが

これが、中々、難しい。

口紅を引くのは特に難易度高かったです(←単にメイクが下手なだけ)。

もう少し、上手な人がやってくれたら良かったのになって

ここは悔いが残る点ではあります。
 
 
何故なら、湯かんもメイクも葬儀屋のプロが
 
後刻、行うってナースがおっしゃったので
 
私は手抜きとは言わないですが、後刻の
 
プロに頼ろうとする他力本願が出まして、結果、
 
プロはやらなかったんですよ。
 
私がやった清拭とメイクのままだったので
 
それで、全力ではなかった感が残り、ちょっと後悔に
 
なっております。

 

それからウィッグを付けたり、コサージュで飾り付けたりして

私は遊んでいたんですが、当然、朝が来てからですね

お医者さんが現れて、死亡診断をするんです。

 

これをしないと検視になって、警察になっちゃうんで

自宅で亡くなる場合は特にかかりつけ医がマストで必要になります。

 

死亡時刻はお医者さんが診た時刻なので、実際とは大幅にずれる

のですが、その間に葬儀社に連絡は入れているので

彼らのフットワークはめちゃいいです。

 

次回は葬儀屋さんのフットワークについてです。

(まだ、続くんかい!?(長っ))

 

 

 

 

 

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