2017年1月12日木曜日

ノロだけにノロわれた毒殺未遂事件


 またしても風邪を引いてしまった。

去年の秋から、どうにも治りが悪いのだ。

それでも、おとなしくはしておらず果敢に飲み歩くので

治るわけがない。
 
 


そんなこんなで、ある日、友人(アラ還女性)と飲んでいたら

お正月の話になった。

 

「でさーあ、息子夫婦が来たわけよ。しょうがないからお寿司とか

取ったわよ。でまあ、それはそれで楽しくお開きになったんだけど

なんかを忘れたような気がしてきたわけ。

 

それでよくよく考えたら、お雑煮を出すのを忘れてたの!

でも、もうその時は息子たちは帰った後でさ。

 

で、嫁に『ごめんね、お雑煮も出さなくて』って謝ったら

嫁がこう言ったわけ。

『忘れていらしたんですか?』って。

もう言外に普通、あり得ませんけど、そういうご家庭なんですね~って

感じがプンプンしてくる(笑)

 

でもさ、聞いて!仕方ないのよ。私、お餅、大嫌いなんだもん!」

 

もう、この手の話は大好物なものだから、アタシは食いついた。

 

「あ、もう終わったな。こりゃ嫁は『お母さまはわざと意地悪で

アテクシに正月の雑煮も食わせないようにしたんだ!』って

思ったね。あ~、残念!こりゃ、孫が出来ても抱かせてもらえるか

どうか・・・。あ~、やっちまったなぁ!」

 

そしたら、その女がこう言って対抗してきた。

 

「何よ、りんこの方がよっぽどひどいじゃん!

聞いたわよ、嫁もどき(息子の彼女のこと)が来てくれたのは

いいけど、アンタが作った料理を食べたら入院したらしいじゃん?」

 

「あ?どっからその話を?」

 

「もう、この辺の界隈じゃ有名な話だね。

で、事実なん?」

 

「はっ、バレちゃ仕方ね~。なんか知らんけど、ご飯食べて

バイバイしたら、その日に入院されたわけさね。

ノロなのか腸炎なのかわかんないけど、とにかく緊急入院」

 

「『鬼姑、嫁もどきを毒殺未遂!?』って記事になるわ、ったく」

 

「それがさ、聞いてくれ。毒殺未遂ってことは故意にやっている

わけじゃん?だから、そっちの方がまだ理解できるってゆーか

 

やろうとしてやっているっていう行為だから

それをやめようと思えばやめられるわけじゃん?

 

でもさ、アタシのパターンは微塵もそんなことは思ってないのに

結果的に『犯人』になってるわけだから、

なんかもう始末に負えないって言うか、どうにもならんって

ゆーか、罪深すぎるってゆーか・・・。

 

って、ゆーか、アタシ、呪われてね?

秋から、風邪だのインフルだの、ノロだのってフルコース

なんだけど!?」

 

友人は爆笑しながら言った。

 

「ノロだけに呪われてるってか!?」

 

「あ~、もう殺菌消毒しよっと。やっぱアタシは飲む!」

 

ってな夜中の飲み会。

 
嫁もどきよ、お正月早々、ごめんね~。

一緒に早く治そうね~。
 

 

 

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