2016年10月14日金曜日

トヨタに商機を一蹴された話

トヨタが勝手にリコールをかけやがった大事なお車を持って

ディーラーに行って来た。


 
アタシはいつも担当のお気に入りの兄ちゃんと話すんであるが

アタシがお気に入りということは他の人もお気に入りということで

指名が殺到するらしく、リコールで忙しさに拍車がかかった兄ちゃんが

相手をしてくれない(泣)。

 

最近はどうでもいいおっちゃんがアタシの相手を買って出てくるので

こちらのテンションはだだ下がりだ。

 

こないだも点検のときに「足を4本とも履き替えた方が」とか

「エンジンブレーキのオイルが」とかで目の玉飛び出るほどの

見積もりを出してきやがったから、アタシは言った。

 

「そこにある福山さまの等身大パネルをくれるんだったら

即やるよ〜」

 

するとどうであろう。

どうでもいいおっちゃんが速攻、全却下したのである。

 

「無理です!」

 

ふん、じゃ、やんない。

あったりめ〜じゃん!

 

と、ふてくされて帰ったんであるが、その話がそこの全社員に

知れ渡っていた。

 

やっと、お気入りの兄ちゃんが走ってやって来て、開口一番こう言った。

 

「鳥居さん、こないだ福山のパネルを持って帰ろうとしたんですって!?」

 

悪い?

持って帰ろうとしたのに、全力で止めたの、アンタの上司な。

 

リコールに400台が待っているという惨事のくせに

お気に入りと、どうでもいいおっちゃんと、更に全力で止めやがった

上司が揃い組でアタシの元に来た。

 

「鳥居さん、外回りも大分、傷ついていらっしゃるので

新車なんていうお考えは?新型が出たことですし・・・」

 

あ、そういう話ね。

乗った!

 

アタシは系列会社といえど、腐ってもトヨタの社員に

この提案をしたのだ。

 

「ねーねー!福山さまの声で開口一番『また会えたね、嬉しいよ』

『どこまで行きたい?一緒に行こう』なんつー挨拶から入る

ナビを取り付けてたら、即金で買う!」

 

トヨタの社員が爆笑しやがった。

 

「笑ってないで、本社に伝えなさいよね!これがお客様の声ですって!」

 

更にアタシは提案した。

 

将来的にはプロジェクションマッピングのように

ダッシュボードに二頭身くらいの福山さまを映し出して

 

アタシが「歌って♡」と言うと「はつ恋」とかを歌ってくれるわけよ。

 

「そういうの、開発しなさいよね!」と訴えたら

 

どうでもいいのが、こないなことをしでかしやがった。

 

「実におもしろい!」

 

 

福山さまの声色を真似しやがったのだ。

 

絶対、許さん!

 

お気に入りの兄ちゃんがこう言った。

 

「そんなのが出来たら、事故、増えちゃいますよ!」

 

だからー、それは君たちがさっき力説した、なんちゃらブレーキシステム?

それがあるから大丈夫なんでしょ?

 

3人が3人とも「あ〜、鳥居さんと話すとおもろ!仕事戻ろう」って

去って行った。

 

トヨタめ、商機を逃しやがったな!

 

でもさー、これが出来たら、自動車業界も音楽業界も

需要が広がるんじゃねー?

 

アタシ、ずっと開発を待ってる♡

 

 

 

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿