2016年9月22日木曜日

朝日新聞デジタル 鳥居りんこインタビュー4がアップされました


 朝日新聞デジタルで連載されておりました、鳥居りんこインタビュー

「介護とわたし わたしの思い」の最終回がアップされました。

 

 
(↑ 朝日新聞デジタル 介護とわたし)
 


タイトルは「『もし母を殺したら』友の言葉に泣いた」

 

というものです。

 

友人知人たちが、私を含めてですが45歳を迎えるあたりから

親の介護に右往左往するようになってきました。

 

大抵、父親が先に逝くので、その介護を母親の補佐役として行い

「やれやれ、やっと見送った」と思った瞬間に、横を見たら

母親が要介護になっているというパターンが多いです。

もちろん、同時に倒れるケースもありますよね。

 

これに今は舅、姑が加わるので、ひとりで4人のお不幸準備を

しないといけないという「大不幸」に見舞われます。

 

多くの女たちは我慢強くて「いや〜、それは、オマエ、メンタルやられてるわ!」

って場合でも、頑張ろうとしますよね。

 

この世代は女子会(すみません、ちょっと見栄張りました。正確にはオバサン会)

でも「子育て」ではなく「介護」が中心になっております。

 

バカ息子やアホ娘を育てていて、めっちゃ腹立つ話はなんやかや言っても

未来がある話のせいか、結局は「まあ、バカでアホだが、可愛い」で

オチが付くんですが

 

介護はね、なんていうのか、洒落になんなくて

余程、親しい人にしか窮状を話せないですよね。

 

私は意図して、積極的にタブーというか、アンタッチャブルの世界を

公開していますが、それでも書いていることは全体の2割にも満たないと

思います。

 

そんな中、友人と共に泣いたときの話をほぼ2行で語りました。

2行かいっ!!??って突っ込んでください(笑))

 

この友人は「自分で最後まで看る」と決心はしているんですが

ケアマネさんの強い説得で、最近、検査入院とリハビリという名目で

お母さんを老健に入れました。(友人のメンタルが心配だったからです。

お母さんの抵抗はすごかったです)

 

この老健は90日で「そろそろ自宅に帰ってね」ってところらしく

今、友人は90日後を怯えております。

一度でもお母さんから解放された生活をすると、もう元に戻れないって

感覚になるそうです。

 

私の母もこのレールに乗るだろうなと予測しての、拙書

「親の介護は知らなきゃバカ見ることだらけ(ダイヤモンド社)」の

動きだったのですが

 

年寄り転ぶ→急性期病院入院→リハビリ目的で老健→自宅にちょっと戻る→

看きれなくて再び老健→自宅にちょっと戻る→更に看きれなくて老健を

 

繰り返し、半ば意図的に弱っていただくというレールですが

 

まあ、老健は老健でナース&ドクター&リハビリ専門職がおられるので

自由はないですが(病院だから)、安心と言えば安心。

 

老人ホームは住まいなので自由はありますが、医者が常駐している

ところではないので(訪問診療には来る)、医療措置が必要な方には

ちょっと心配ってところかなと思います。

 

値段的にはピンキリなんですが(所得制限とか、いろいろな線引きもある)

えーい、めんどうだ!平均金額をこれくらいって言ってしまえ!と

無理やり言い切るならば、老健が10万〜14万円(多床)、

特養が11万円(ユニット)、老人ホーム(個室)が17万円くらいかなって

いう感覚があります。

(無理やり、言い切っているので、金額にはものすごい差異は出てきますので

何を優先順位にするのかを決めて、リサーチしてくださいね。これは首都圏の

話なので、地方はもう少し安いです。土地価格に影響されます)

 

介護は情報戦なので、少しでも良い介護をするためには

情報を求めて、助けを呼ぶことが第一になります。

 

選択肢がわかった段階で、次にテクニックを身に付けるために頑張る。

 

介護技術もそうですし、レンタル用品の活用も入りますし

様々な工夫をどうするのかということに知恵を絞るってことです。

 

この技術的なことがある程度、解決された後、残るのがメンタル面です。

 

この解決はね、難しい。

こういったことを今回の朝日新聞の4回連載インタビューで答えておりました。

 

連載でも触れましたが、ギリギリのメンタルで持ちこたえている

ケアラーに支えられる介護は誰も幸せにはしていないように思えて

 

何をどうすれば、もっとケアする側も、ケアされる側も

精神状態が良くなるのかを模索しながら、いろんな方の力も

借りながら、良くして行きたいなぁって思っています。

 

朝日新聞デジタル、お読みくださいました皆さま、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

2 件のコメント:

  1. りんこさん
    こんにちは。
    朝日新聞に書いていた「母の人生は、私のさじ加減ひとつ、という恐ろしさ
    ~(略)、私次第なんです。その責任を、子育て以上に感じます。」
    ここに深く同意します。
    いま、父がグループホームに住んでいるので、母は独居老人です。
    ま、お犬様が一緒には住んでいて、老母老犬生活(苦笑)
    (このお犬様のせいで今のコスパの悪い戸建てから引っ越せないという
    ますます諭吉様が飛んでいく状況(泣))
    朝、起床後に携帯メールをするお約束なのですが
    (家の中で倒れている可能性もあるし)
    これがくるまで、毎朝ひやひやしている毎日。
    来たら来たで、文章が短ければ体調が悪いのか、と思うし。
    これは私が子供のころから病弱で私がケアしなければ
    という刷り込みがあるせい。
    もちろん、30代初頭に出産時の輸血のせいで血清肝炎になったことは
    不幸です。家族で支えることも当然。
    でも、おかげで私はすっかり母親の庇護者気分ですよ、10歳ごろから。
    父の介護でメンタルがまずいな、という状態に来たのは
    たぶん母親への怒り、母親の死の恐怖この2点ですね。おおきいところでは。
    だからわたしも
    友人たちが介護でメンタルをやられないためにも
    言いにくいことなどを日記でUPして読んでもらうようにしています。
    無理矢理に読んでもらうわけにはいかないけど
    もし、興味があったら、という感じで。
    でも、これがあったから、心の準備ができた、ということを
    書き込んでくれる友人もいました。
    なので、
    言いにくいことを書くことは自分を切り刻むこともあるでしょうから
    時にはかなりしんどいでしょう。
    でも
    りんこさんは影響力があるかたですから
    そうやって発信してくださることが介護者の心の支えになります。
    無理せず、頑張ってくださいね。
    ずっと読み続けますから。

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    1. キムコちゃんも頑張ってるんだね。
      アタシもその日記、可能なら読ませてもらいたいくらいです。

      励ましのお言葉、ありがとうございます!
      影響力はないでしょうが、でもね〜
      なんか生まれにくい、生きにくい、死ににくい国って
      おかしいと思うんだよね。

      変えていかないといけないと思うし

      私はいつも山下弘子ちゃんに「無理しなさい!」って
      言っている鬼のような女なので

      私は目一杯、無理します(笑)

      でも、ありがたいお言葉をかけてくれて嬉しかったです。

      お互い、がんばろう!

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