2016年3月3日木曜日

3月は放校の季節です


 3月は年度末になりますが、学校も大抵、年度末ですね。

 

 
中学受験母から見ると、私立一貫校は桃の花咲き乱れる桃源郷のように思うかも

しれませんが、現実には「桃源郷」も「パラダイス」も「ユートピア」も

この世にはありません。

 

私立という場所はお国から「アンタの考えで運営していいよ」ってお墨付きを

得ているところですから、各々が勝手に正しいと信じる教育方針を持っているんですよね。

 

そこが魅力のひとつですが、要はその教育方針に魅せられた者だけがおいでという

新興宗教みたいなもので、熱狂的信者さんで構成されているんです、本来は。

 

その集団がそのお庭の中で、あるところは隊列を作って移動するし、あるところは

お庭の中であれば自由に動いていいよとしているところもあるし、それが強烈な色と

なって発光しています。

 

お庭の中にいる分にはある程度は黙認されますが、隊列から離れようとしたり、柵を越えてどこかに行こうとする者へのペナルティは厳しいです。

 

最終的には「放校」という形でお引き取り願うということになります。

 

その多くは「学力」です。

今の時代、行いが正しくないという事例はあんまりなくて、ひとえに「本校では勉強に付いていくことが困難でしょうから、他の道をお考えになっては?」という、いわゆる「肩たたき」が始まり、その頻度が激しくなり、ついに処分決定のお沙汰が出るってことになります。

 

それは多くはチュー坊の時代から始まりますが、お慈悲にどうにかおすがりできて、高校に無理やり上げてもらっても、高校は単位制なので、更にハードルが上がり、もうどうにも救済できなくて「どっか行ってください」になるわけです。

 

どの学校も外資系企業ではありませんので、今日いきなり「YOU、クビね」って言われることはなく、かなり早い段階から警告を発令しています。

 

今は「お慈悲をかけたつもりの併設高校進学はかえって道を閉ざす」という流れになっていて、それならば生徒のことを思って、高校進学のときにその子の学力に見合った学校へと誘導するのがトレンドになっております。

 

母たちは大泣きしながら、抵抗しますが、私の観察ではやはり早い時期に動いた方が

傷が少ないと考えております。

 

猛勉強してようやく入ったのに・・・と思いがちなんですが、そんな過去の栄光にすがっている場合ではないんですよね。

未来志向で行くためには、どうしても我が子に自己肯定感を付けないといけないんですが

そこに居る限りは自己肯定どころか、見事なまでの自己否定になり、更には人間不信に陥ることになります。

 

高校になって右往左往するのは、選択肢がものすごく狭くなっちゃうんですよ。

まだチュー坊の内なら、どうにかなるとお考え下さい。

 

たくさんの深海母たちからご相談が舞い込みますが、グチャグチャになってしまってからのご相談になりやすいので、一朝一夕の解決にはなりません。

 

「私立に入りさえすれば、美味しい汁がチューチュー吸える」というのは幻想です。

 

吸う力さえなくなっているならば、環境を変えましょう。

そこにしかない幸せは大した幸せではないです。

 

そういう意味でも、小学生母は教育方針、勉強の進度、提出物の提出頻度、そのレベルなどもよく吟味して受験校を決定してくださいね。

 

 

 

4 件のコメント:

  1. 今日はありがとうございました❗楽しかったです。最後までありがとうございました��

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    1. コメント、3月4日の記事に移しました。ごめんね〜〜

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  2. 水瓶座の女2016年3月7日 20:13

     今、学年末の試験真っ最中です。
    中1の息子、提出物を出さなすぎて、親が呼び出されること数回。
    次に電話があったら、覚悟してください的なことを言われ、
    電話が鳴るたび、マジ飛び上がってます。
    息子いわく「大丈夫じゃね、たぶん」
    授業態度は良いほうだし、ちゃんと理解もできているそうなんですが、
    提出物が・・・・・・
    これって深海魚ってことでしょうか?

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    1. 提出物に厳しい学校と甘い学校があって、厳しいところだとマジヤバい。
      家庭科とか音楽とかが意外と足を引っ張るので、情報収集に努めるべし!

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